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ロアッソチャートの要素と視点について

はじめに

みなさんこんにちは。
だれだれろっそ。こと涼火です🔥
今回はロアッソチャートの要素と視点、楽しみ方について紹介します。

チャートを作成する上で注意していること

・評価の姿勢について
あくまで個人的な評価です。 
著者自身サッカー経験者ではあるものの、プロリーグに対して偉そうに評価するのは誠に僭越であると考えています。

・評価の基準について
評価という言葉を使っていますが、ロアッソ熊本が強くなるための個人的感想の側面もあります。客観的でありながらも一定の主観のもと評価している部分もあります。
みなさんに共感いただけたら嬉しいです。

一連の記事につきましては, 多くの人にロアッソ熊本に対する興味関心を持って貰いたい、という著者の強い思いに基づいています。
向上を重ねて参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

チャートの評価項目 / 構成する要素

 ゴールキーパーという守備の要のポジションでありながら、「守備意識」ではなく「攻撃意識」と設定した理由は、相手の前がかりな姿勢を逆手に取り、絶好の攻撃の機会として活かして貰いたいからです。つまりは守備陣営だからこそ攻撃姿勢を評価したいのです。ゴールキーパーに対する評価としては、一気にカウンターに転じる姿勢が見られるか、後ろからのビルドアップのサポート、チームメートとのコミュニケーションを中心に評価しています。

 積極性は、ビルドアップなどパスワークへの有意義な参加を中心に評価をします。現代サッカーにおいては、ゴールキーパーもフィールドプレーヤーの一角を成してチーム全体でボールを保持する必要があります(双方の戦術にも依りますが、そのような局面が数多く見られます)。
ディフェンスラインでのパスワークに消極的に関与するとあっけなくピンチを招くだけです。積極的かつ有意義にパスワークに関与できているかを評価します。

 球際の精度はハンドリング足元のプレーを中心に評価します。前者についてはパンチングやパスストップ、シュートストップなどにおいて相手チームにセカンドボールやセットプレーを出さないプレーを主に評価します。後者については、ボール保持時やゴールキック時などに正確なパス供給ができているかを評価します。

セービングは 3.球際の精度 と重なる部分もありますが、いかに多くのシュートストップパスストップが見られたか、セットプレー時の貢献度などを評価します。
セカンドボール発生の有無は問いません。ただただボールを自陣ゴールから遠ざけてほしいものです。

 安定感はセットプレー守備時の安定感パスワークの安定感を評価します。GKが安定感を持ってボールを保持することは簡単なことではありません。背中は自陣のゴールですし、相手チームプレスの掛け方によっては、パスを出す角度が消される場合もあります。
 ボール保持時のみならず、守備時にはセットプレーによる失点を抑えるためにも、チーム全員に安定感をもたらして欲しいものです。

この要素は極めてシンプルです。チームの勝利のために、意欲や情熱を持ってプレーしているかを評価します。
誰しも負けるためにプレーしているとは考えていません。
選手同士のコミュニケーションを含め、選手のプレーに誇りや火の国魂が見られたか(可視化されたか)を評価します。

 こちらも守備陣営だからこそ, 評価項目として「攻撃意識」を盛り込みました。
 GK同様にカウンターへの意識が見られるか、加えて選手自身の攻撃参加の姿勢を評価します。

 この要素は攻撃参加の姿勢やボールとの積極的な関わり、パスワークへの有意義な参加を評価します。
またディフェンスラインのコントロール味方と連携した上下動の意識が見られるかを評価します。

 セカンドボールやセットプレー発生の有無とその処理ハイボールの処理を中心に評価します。セットプレーを出さずにボールだけを回収するのは非常に難しいプレーです。しかし、自陣でのセットプレーは大きなピンチを招きます。プレーの中には相手カウンターの流れを遮断するために有用なファールや、逃げ道がゴールラインしかないクリアなど回避困難なセットプレーはあります。
 ピッチの状況にも依りますが不要なセットプレーや回避可能なセットプレーは発生させず、優位に試合を運んでもらいたいものです。

 対人ディフェンスという要素ではありますが、パスカットデュエルの強度を評価します。
ハイボール落下時における競り合いの中でのヘディングを用いたクリアも評価に含んでいます。複合的な内容を加味した要素です。

 こちらも複合的な要素です。主にパスワークの安定感セットプレー守備時の効果的なマーククリアの質デュエルの質など、いかにディフェンスラインを中心とするチーム全体に安定感をもたらしたかを評価します。

 全ての選手を対象とした評価項目です。勝利への意欲チームの誇り火の国魂が可視化されているかを評価します。
先にも述べましたが、全ての選手スタッフが勝利のために闘っていることは大前提です。我々サポーターの目にどのように映ったかを表します。

 ラインコントロールも重要な要素です。試合が進むにつれ、ディフェンスラインのコントロールは集中力、体力的に非常に厳しくなってきます。
熊本のみならず、「あと半歩ラインを統一し上げることができていたら...」というシーンは非常によくあります。献身性を図る要素としては意外な発想かもしれません。デュエルの強度などに目が行きがちであるため, その他複数の要素とともに大きく加味しています。

 選手自身の攻撃参加はもちろん、効果的なパス供給シュートの意識を加味します。
裏のスペースを活かしたパスや相手の意表を突くパスなどで, 相手DF陣に混乱をもたらした場合はチャートの値が大きくなります。

 GK、DFと同様にパスワークへの有意義な参加、それに加え攻撃参加の姿勢とシュートの意識を評価します。

 ハイボールやセカンドの処理などDF陣と評価要素は同様です。MF陣に対しては、これらに加えパスの精度も要素として盛り込みます。

 こちらもDF陣と似つかわしい内容です。セカンドボールハイボールの処理デュエルの強度などの要素に加え、パスコースを限定する位置に立つことができていたかを加味します。守備的MFには特に重要視される項目です。

 パスワークの安定感のみならずミッドフィールダーのプレーがもたらす安定感はチーム全体の試合運びを左右します。

 各ポジションと同様, 勝利への意識が見えているか, です。
 シュートの意識や味方に対するカバーリングなどの姿勢も大きな要素です。

 FWの選手に対してもMFと同様に決定機創出の項目が設定されています。
 同じくしてシュートの意識効果的なパス供給の要素を評価します。
 FWの選手に対しては、ポストプレーの要素を加味します。

 FWにおける積極性は, シュートの意識のみならず裏への抜け出しスピード相手ライン間におけるボールタッチを評価します。

 FW特有の評価項目としてシュート精度を設定しました。
 決定力の高さシュートの方向性を加味します。

 GKやDF陣とは対照的に, 攻撃陣だからこそ「守備意識」を評価します。
 前線から効果的なプレスをかけることができていたか、ただ単にボールに喰いつくのではなく、味方と連動してパスコースを限定できていたかを評価します。
 相手に脅威を与えるFWは単なるゴールゲッターやストライカーとしての役割だけではありません。前線での守備的役割も担っているのです。

 これまでと同様にレイヤーのように項目における要素が重なっていますが、前線からの効果的なプレス、デュエルの強度を評価します。
 一連のプレーで前線から中盤、引いてはチーム全体に安定感をもたらしていたかを評価します。

 各ポジション同様に評価をしています。火の国魂です
 それが我々に見えているかどうか。オフザボールの動き、パスワークへの有意義な参加などでゴールを呼び込み熱く闘ってもらいたいものです。

チャートの楽しみ方

 楽しみ方は人それぞれですが、一番は試合中や試合後に出すチャートや記事に批判をしてください。
「チャート値,低すぎるだろう!」「もっと活躍してただろう!」なんでもいいです。
選手への批判はあってもいいというと、こちらの方が一部から批判されることがあります。
ですから私の出した記事やチャートを批判の対象にしてください。
チャート画像のスクリーンショットなどは歓迎しますが、切り抜きなどの画像編集などはお断りします。

ロアッソ熊本を全ての熊本県民の生活に根付かせたいのです。活動としては極めて微力ですが、強い思いがあります。

おわりに

 ここまで読んでいただきありがとうございました。
 チャートや記事についてご意見等ございましたらお気軽にご連絡ください。
 発足からこれまで毎シーズン縋る思いで応援していますが、来季こそ必ずJ1で。

バモスロッソ。だれだれろっそ。🔥

  • この記事を書いた人

涼火

こんにちは涼火です。ロアッソのために微力ながら発信を続けています。

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