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長い月日をかけて誕生【エンドレス】

英斗

こんにちは。英斗です。
今回は【エンドレス】の解説をします。
当楽曲はサカナクションの中でも特別な楽曲です。
手元にプレーヤーがある方は、当楽曲を聴きながら読んでくださいね

【エンドレス】とは...

エンドレス】はサカナクション5枚目アルバム DocumentaLy に収録されている。当初、シングル曲として発表される予定だったが、リリースに間に合話なかったため【『バッハの旋律をよるに聴いたせいです。』】を繰り上げて発表した。
本楽曲は構想から8ヶ月の月日を経てようやく完成。彼らの中でも特別な楽曲である。

♫ エンドレス MV

全体構成から分析

構成は以下のようになっている。

AメローサビーAメローサビー間奏ーサビ

構成自体は非常にシンプルで楽曲の本質へ
より深く迫ることができる。

歌詞から分析

誰かを笑う人の後ろにもそれを笑う人
それをまた笑う人と悲しむ人
悲しくて泣く人の後ろにもそれを笑う人
それをまた笑う人と悲しむ人

AH 耳を塞いでる僕がいる 
それなのになぜか声がする

見えない夜に色をつける デジャブしてるな
AH 耳を塞いでる僕は歩く 
それなのになぜか声がする
見えない夜に色をつける声は

誰かを笑う人の後ろから僕は何を想う?
それをまた笑う人と終わらせる人
悲しくて泣く人の後ろから僕は何を想う?
それをまた笑う人と終わらせる人

AH 耳を塞いでる僕がいる 
それなのになぜか声がする

見えない夜に色をつける デジャヴしてるな
AH 耳を塞いでる僕は歩く 
それなのになぜか声がする
見えない夜に色をつける声は

後ろから僕は何て言おう? 
後ろから僕は何て言われよう?
見えない世界に色をつける声は誰だ
AH この指で僕は僕を差す 
その度にきっと足がすくむ
見えない世界に色をつける声は

http://j-lyric.net/

以上が【エンドレス】の歌詞である。
比較的抽象的のように思える当楽曲は実は非常に奥が深い。

緑線部
耳を塞いでいるのに声が聞こえるという矛盾
→自分自身との葛藤
黄線部
楽曲の序盤から中盤にかけて「いる」「歩く」と歌い、がはっきりしてる。
しかし最後は「足がすくむ」と絶妙にぼかしてある。
どこか違和感を感じる。

赤線部
「終わらせる人」には二つの意味が含まれていると推察する。
悲しむ人の人生を終わらせる

②他人を笑う自身の行動を終わらせる

青線部
見えない夜に色をつけるは誰か分からず、もがき続けていた。
しかし最終的にそれは自分自身だと知る。

楽曲の一番最後に答えがわかる満足感。何気ない伏線回収もまた、当楽曲を何度聴いても飽きさせないトリックなのだろう。

メロディ・細部の構成から分析

メロディはシンセピアノを主旋律に控えめである。
二番から江島氏のビートと岡崎氏のシンセが何気なく加わり楽曲に奥行き深みをもたらす。
間奏では無秩序にメロディが絡まり合い混沌とした様子になる。
最後のサビに移った瞬間、ボーカルの山口氏のメロディが突然前に出てくる。
何か曇りのようなものが晴れた印象だ。

総合分析

英斗
英斗

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こちらでは毎日必ずサカナクションの楽曲分析を投稿しています。
気になる方は是非ご覧ください!

まとめ

今回も彼らの楽曲をできる限り丁寧に紐解いた。
いかがだっただろうか。
SNS等の現代社会が持つ暗闇で懸命に生きる人間の姿を描いたとされる当楽曲。

ネットでの誹謗中傷が
後を断たないね...

あなた

当楽曲は自身の人への向き合い方を見つめ直すきっかけにもなるだろう。
是非一度聴いていただきたい。

ココがポイント

・繊細な内容を抽象的な歌詞で表現
(聴き手の様々なイメージが可能に)

・歌詞における

・暗闇のような深いモヤが少しずつ晴れていくメロディと歌詞。
伏線回収もカギ
♫ エンドレス MV

 

ココも要チェック!!

    収録CD

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