サカナクションの魅力の一つである”丁寧さ”。
歌詞,メロディはもちろんのこと、MVやライブでの洗練され尽くした演出は頭から離れない中毒性がある。
顕著にそれが現れるのはボーカル・山口一郎氏(以下:一郎さん)の丁寧な歌い方であろう。
♫ 新宝島 の口を大きく開けて歌う歌い方は印象的である。
本記事では一郎さんの丁寧な歌い方が見られるMVをランキング形式で発表していく。
独断と偏見混じりであるが、どうかご了承頂きたい。
第5位 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
一郎さんだけでも十分すぎるほど楽曲への想いは伝わってくるのだが...
一郎人形が歌う姿はどこか不気味で、ふとした時に脳裏に蘇る。
第4位 三日月サンセット
若かりし頃の一郎さん、そしてサカナクションを代表する一曲。
当楽曲を試聴すれば、サカナクションが昔から大切にしている”何か”に気づくことができるかもしれない。
第3位 多分、風。
3位にランクインするのは”多分、コレ。”だろう。
砂を食べてしまうんじゃないかというような勢いで口を大きく開けて歌う,歌う。
第2位 夜の踊り子
他の記事でも申し上げている通り、この時の一郎さんが凄まじくかっこいい。
生命力に溢れているというか、なんというか...
いずれにしても語彙力を失うくらい勢いよく歌っている。魂の叫びのようだ。
第1位 アイデンティティ
新宝島を彷彿とさせる歌い方。
口が裂けてしまうのではないかと言わんばかりに口を大きく開けて歌う,歌う。
もともと頬が痩けている一郎さん。
MV撮影にあたり脱脂綿を口に詰めて歌ったエピソードは有名な話。
圏外:ホーリーダンス etc...
これまでとは正反対に、サカナクションのMVにおいては楽曲のイメージに合わせ、一郎さんが歌わない(もしくは登場しない)作品もある。
しかしここで紹介するMVは楽曲のテンポ、雰囲気を加味しても異色である。
歌うのか...歌うのか...歌わんのかい!
そんな楽しみ方も一興であるが、彼らはMVを通じて何を伝えたかったのかだろうか。
そんなことも考えながらご視聴願いたい。